20/08/18 16:00~20/08/25 15:39   配信

 
映画『こぼれる』
監督 手塚悟  / 俳優 伊東沙保  / MC 寺田御子  / Asst. 淡路優花

作品情報

手塚悟(監督)

1983年、山梨県南アルプス市出身。
小学校の担任教師の趣味であったビデオ制作に感化され、同級生と共に映画遊びをはじめる。
大学在学中にENBUゼミナールで映画製作を学び、卒業後は短編作品を中心に活動。
2008年 第6回NHKミニミニ映像大賞に「サミット ニュース篇」が入選。
2009年『つるかめのように』、2011年『こぼれる』がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭をはじめとする国内の映画祭に次々とノミネート・受賞。
2013年 音楽監督にmama!milkの生駒祐子を迎えた『WATER』がリッチモンド国際映画祭で正式上映。
人気劇団・ヨーロッパ企画の永野宗典、話題作「カメラを止めるな!」の主題歌を担当した山本真由美を主演に迎えて製作した初長編作『Every Day』が2016年7月 新宿 K's cinemaを皮切りに劇場公開し、1年半に渡って全国のミニシアターで上映された。
現在、4年ぶりの新作劇場長編作品『TEDOYA TOGO #6(仮)』(2022年公開予定)を準備中。

「こぼれる」

4年目の結婚記念日。 早苗はささやかなディナーに夫・啓祐との共通の友人・麻紀を招待する。 学生時代を共に過ごした3人だったが、結婚式以来、麻紀とは音信不通になっていた。 久々の再会を喜ぶ3人の会話は弾み、隔てた時間は埋まるはずだったが…。

出演者

監督 手塚悟
俳優 伊東沙保
MC 寺田御子
Asst. 淡路優花
 

QUESTIONNAIRE

1.この映画を撮ったきっかけはなんですか?
長編作品を見据えて、本来得意としていなかったジャンルへの挑戦で、本来自分がやりたいテーマの強度やさらなる深化を目指して企画しました。(結果、10を超える国内映画祭のコンペティション部門で上映され、2016年公開の初長編「Every Day」の制作へとつながりました)

2.影響を受けた作品・監督はいますか
“岩井俊二監督、市川準監督 「テープ」(本作の制作に際して影響のあった作品です)”

3.普段どんな時にアイディアが生まれますか
親しい人との会話の中でひらめきます。

4.作品へのこだわりがあれば教えてください
“制作した作品は公開後10年は耐えられる強度のあるものをと心がけています。 流行やその時代にだけ寄り添うと途端に作品の寿命が短くなると思っています。 ストーリーよりも人物像の造形を丁寧にと心がけています。”

5.今回の作品で一番苦労した点を教えてください
内容面では、当初ラストのオチを麻紀の子供の肉を食べていたとしていたところでしたが、ふと憎しみや恨みのようなマイナスな感情が溢れてしまう主題を大切にし、観客の想像力を信じた今のものに着地させるまでが大変でした。演出面では、クライマックスシーンの嫌なグルーヴ感の醸成です。

6.今後どのような作品を作っていきたいですか
安易な伏線回収だけに頼らず、観客の想像力を信じた深い人間ドラマを目指します。

7.撮影現場について、スタッフ・キャストとのコミュニケーションはどのようにとっていますか。
とにかく話します。役割関係なく、作品ファーストで思うことあれば遠慮なく意見を言ってもらうようにしています。決めるのは監督である自分の責任ということを明確にして、共同作業の強みを極限まで活かします。

8.壁にぶつかった時の乗り越え方を教えてください
目の前の壁だけを見つめすぎないように、あえて距離をとったり、横に抜け道がないか探します。そういう時は凝り固まっている時が多いので、別のジャンルからヒントをもらって乗り越えてきた気がします。