​映画 「桐箪笥のうた」

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2017-09-15 16:00:00 〜 2017-09-22 15:59:59
監督:Yuki Saito
MC:Toshi-Rock
Asst.:森乙未

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作品情報

Yuki Saito(監督)

「桐箪笥のうた」

出演者

監督 Yuki Saito
MC Toshi-Rock
Asst. 森乙未
 
 

QUESTIONNAIRE

1.映画監督になったきっかけは何ですか

「Back to the Future」という映画に出会ったからです。

小学校3年生の頃にPart 1を洋画劇場で見て作品の世界にどっぷりとはまった後に、
Part2の予告編でスケボーやデロリアンが空を飛んでいる映像を見て、

オレだったらこういう話にするって妄想して友人に話したのが、きっかけです。
あの世界観とストーリーをアメリカのおじさんが考えて、

そのおじさんの頭の中で考えた世界をエンドロール分のプロたちが現実化して、

それを時と太平洋を隔てて、私が感動している。
きっと世界各国で同じように感動している人がいるって思った時に、

そのおじさんの頭の中で起きたことって革命だなと思いました。

2.影響を受けた作品・監督はいますか

「Back to the Future」ロバート・ゼメキス監督
「E.T」スティーブン・スピルバーグ監督
「パルプフィクション」クエンティン・タランティーノ監督
「アモーレスペロス」アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督
「スワロウテイル」岩井俊二監督

3.どんな時にアイディアが生まれますか

散歩している時や、お風呂に浸かっている時です。

4.好きな言葉があれば教えてください

“勇”有実行 
勇気を出して、Yukiが言ったことは絶対に実行するという意味です。
実現するかしないかはわかりませんが、まずアクションを起こせるかどうかを大切にしています。

5.近年の日本映画についてどう思いますか

興行的にも邦画の調子が良いので、

私たち若手にもチャンスが来るようになり、良いことだと思います。
良く海外マーケットの中で、日本映画は内向きでガラパゴス化して

世界から取り残されていると言われますし、実際にそう思いますが、
海外と国内でお客さんが求められているものは違いますし、

日本でやっているからには日本のマーケットを意識して作ることは当然と思います。
作り手がどのマーケットに向かって作っているのか?を選択し、

誰に向かって作っているのかを明確にすれば良いと思います。
その中で本当に良い映画はきっとどこでも伝わるはずだとも信じています。

6.作品制作についてのこだわりがあれば教えてください

作品によって変わりますが、どのジャンルにせよ一人のお客さんの顔を想像するようにしています。

7.若いころから貫いてきた思いがあれば教えてください

どんな過酷な状況も楽しむ!

8.将来どのような監督になりたいですか

日本独自のコンテンツを海外に向かって映画化する時に、選ばれる監督になりたいです!!
その為には原作の本質と精神からブレずに、

国際的な視野を持って撮れる監督になりたいと思います。

9.今後どのような作品を作っていきたいですか

8と同じになりますが、ジャンルは問わず、アニメでも漫画でも小説でも

オリジナルでも日本独自の文化を海外に向けて発信するような作品を撮りたいです。
特に海外でも人気の漫画の実写化には挑戦したいです!!

また、私の故郷である成田を舞台にした海外と日本の架け橋になるような映画を撮りたいです!!

10.日本映画とハリウッド映画の違いについてどう思いますか

世界基準のマーケットで勝負しているハリウッドと、

国内に向けて作っている日本映画というマーケットの大きさが全然違うと思います。
当然、観る人の分母が違うので、予算も変わってくると思います。

11.撮影現場について、スタッフ・キャストとのコミュニケーションはどのようにとっていますか

まずは自分のビジョンを明確にし、

「これを撮りたいんだ!」という熱量をストレートに伝えるようにしています。
それでいて、キャストやクルーの助言をよく聞きます。

自分に意見がある人が好きなので、キャストやクルーの意見を取り入れて、
自分一人では考えられなかったことに辿り着いた時に、

映画はチームで作っているという感覚になりアドレナリンが出ます。

12.験担ぎなどしていますか、している場合内容を教えてください

験担ぎと言えるかどうかはわかりませんが、現場では帽子をかぶります。
監督モードに変身するスイッチにようなもので、気分を作っています。

13.映画監督という仕事の面白い部分・苦労する部分を教えてください

面白い部分は、自分の頭の中で想像したことを実現するために、

キャストやクルーが一丸となってくれることです。
そして、やはり観てくれたお客さんが自分の作品にワクワクドキドキしたり、

感動したり、伝えたかったテーマについて考えてくれることです。
苦労する部分は、クリエイティブの責任を全て背負うことです。

それがやりがいでもありますが、上映前などはプレッシャーに押し潰されそうになります。

14.壁にぶつかった時の乗り越え方を教えてください

人と会い体験談を聞いたり、映画を見たり、家族との時間を過ごしていると、

自然とやる気が戻ってきます。
むしろ悔しい思いが原動力です!!ドラゴンボールのサイヤ人じゃないですけど、

壁にぶつかって立ち直るたびに強くなるのだと思います。

15.自分はどんな人間だと思いますか

永遠の映画少年でポジティブの塊です!!