映画 「悪辣なるままに」
助監督:土山壮也
MC:東野瑞希
Asst.:木下卓也
作品情報
成國英範(監督)
19歳で上京。
いくつかの事務所を渡り、役者として活動していたが震災を機に自主映画創りに着手。 以来5年間で出来上がった作品を積極的に映画祭に出品し、4度のノミネート、3度の受賞を手にする。
そして、5度目となる第16回西東京映画祭にてノミネート中。
〈デビュー年・作品・代表作〉
2012年 黙約にて監督デビュー。
年に2〜3本のペースで撮る。
〈受賞歴〉
2013年「silentviolence」シネマジャンクション2013納富喜久男賞受賞
2014年「sin'secret&desire」シネマジャンクション2015主演男優賞受賞
2015年 「勿忘草」小田原映画祭ノミネート作品
2016年 「悪辣なるままに」シネマジャンクション2016東映ビデオ賞受賞
2017年 「悪辣なるままに」第16回西東京映画祭ノミネート中
「悪辣なるままに」
出演者
QUESTIONNAIRE
1.映画監督になったきっかけは何ですか
震災の時に決まっていた仕事が飛び、
このままではダメだ!自分で何かやらなければ!と思い、映画を撮ろうと思いました。
2.影響を受けた作品・監督はいますか
マイケル・マン ウォルターヒル セルジオレオーネ 深作欣二
3.どんな時にアイディアが生まれますか
日々、レーダーを張ってるので、アイデアが出る時は急です。
4.好きな言葉があれば教えてください
努力は必ず報われる、報われない努力があるなら、それはまだ努力とは言えない。
5.近年の日本映画についてどう思いますか
色々な作品がありますし、若手を使った恋愛映画が流行ってるなら、
それを求めてる人が多い以上は仕方ありません。
やはり沢山のお客様に観たいと思って貰わなければ、エンターテイメントとは言えませんから。
ただ、凄い作品が少ないとは思います。
制作費が少ないからといいますが、少なくても面白い作品を作ればいいだけです!
6.作品制作についてのこだわりがあれば教えてください
我を通さないこと。
まだ5年目の新人監督なんで、映画をよく知る人の話しは聞く。ただ、役者からの意見は聞かない。
7.若いころから貫いてきた思いがあれば教えてください
役者をやるために東京へ来てるので、東京に負けて帰りたくはありません。
今は突発性難聴になり、役者は難しいですが、新たな道が見えたと思っております。
8.将来どのような監督になりたいですか
贅沢はいいません、自身の作品だけで食べていける監督になれば。
ただ、目標は監督の名前で観る人が集まる監督になりたいです。
9.今後どのような作品を作っていきたいですか
バイオレンス物やヤクザ物が多かったんで、人情物や家族愛も撮ってみたいです。
世の中はそんな作品を求めてるみたいですし。
10.日本映画とハリウッド映画の違いについてどう思いますか
もちろん資金面や機材の違いは明確です!
ただ、映画への情熱が日本は少なくなってるみたいな。
同じ人間が撮ってるんですから、資金や機材はダメでも情熱は負けないようにしないと。
11.撮影現場について、スタッフ・キャストとのコミュニケーションはどのようにとっていますか
極力、事前に取って当日はスムーズにしたいんですが……………難しいですね。
あれもこれもしなきゃいけないんで、現場ではピリピリしちゃいがちで、
スタッフやキャストに迷惑かけてます。反省点ですね。
12.験担ぎなどしていますか、している場合内容を教えてください
作品に関しての験担ぎは無いです。
気にしたこと無いです。
13.映画監督という仕事の面白い部分・苦労する部分を教えてください
楽しいことは作品が出来上がり、スタッフやキャストから出てよかった、
関わってよかったと言って頂き、結果(映画祭など)を残せた時です。
それ以外は全てが苦労かも知れませんね。毎回がプレッシャーや重圧の中でやってますから。
それが成長への一歩と思い、頑張っております。
14.壁にぶつかった時の乗り越え方を教えてください
毎回が壁なんで……………乗り越えるのが当たり前になってますから乗り越え方はわかりません。
楽に撮ったことは無いです。
15.自分はどんな人間だと思いますか
頑固で不器用だなとつくづく思います。
器用に生きてれば、もう少し変わってたでしょうが、今更です。
ただ、頑固や不器用を映画に反映したらダメなんで、作品に関しては臨機応変にしてます。
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