映画『モラトリアム・カットアップ』
俳優:守利郁弥
MC:原めぐみ
作品情報
柴野太朗(監督)
「モラトリアム・カットアップ」
出演者
QUESTIONNAIRE
1.この映画を撮ったきっかけはなんですか?
大学の卒業制作作品として撮った映画です。自分自身の映画作りのルーツでもある、8ミリビデオカメラを題材の中心として、その当時にできることを全て詰め込んだ集大成的な作品にしようと試みました。
2.影響を受けた作品・監督はいますか
作品制作後の話になりますが、三木聡監督にこの映画を気に入っていただけたことは、自分にとって大きなターニングポイントとなりました。
また、大林宣彦監督に作品を観ていただき、直筆でメッセージをいただけたことも、その後の映画作りの糧となっています。
3.普段どんな時にアイディアが生まれますか
断片的なアイディアは、散歩をしている時や音楽を聴いている時、映画や演劇などの創作物を観ている時に浮かびます。それを整理して形にする時はだいたい喫茶店の中です。
4.作品へのこだわりがあれば教えてください
作中の映像の一部は本当に8ミリカメラの実機で撮影をしたり、映像加工をしている部分もエフェクトではなく、実際にテープにダビングして画質や音質を落として再現するなど、細かい質感にはこだわりました。
5.今回の作品で一番苦労した点を教えてください
基本的には全工程で苦労していますが、脚本の執筆が特に時間がかかって大変だったような気がします。
6.今後どのような作品を作っていきたいですか
これは5〜6年前に撮った映画なので、自分で見返しても若さや勢いがあるなと感じるのですが、その勢いと今の感覚をうまく組み合わせた作品をまたつくってみたいと感じています。
7.撮影現場について、スタッフ・キャストとのコミュニケーションはどのようにとっていますか?
ピリピリせずになるべくリラックスしてもらい、撮影を楽しんでもらえるような現場にしたいと心がけています。スタッフ・キャスト問わず、躊躇せずに思ったことは口にできるよう、こちらからも積極的に聞くようにしていますし、そういった現場の空気作りが監督として大事なところかなとも思っています。
8.壁にぶつかった時の乗り越え方を教えてください。
すぐに温泉に行きます。
コメントするにはログインしてください。