映画『人に非ず』

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2023-03-01 16:00:00 〜 2023-04-05 15:59:59
俳優:佐藤考太郎
MC:酒井貴浩
Asst.:碧乃美月

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作品情報

矢川健吾(監督)

1987 年6 月13 日生まれ
多摩美術大学映像演劇学科を卒業後、東京藝術大学映像科にて映画を専攻。
北野組の撮影監督である柳島克己氏に師事。
その後、CM 制作会社に勤務しながら、自主映画の制作を続ける。2014 年頃から講談社の動画制作事業に立ち上げから関わる。
2019年に株式会社GORILLA PICTURES を設立し現在でもインディペンデント映画の制作に力を入れる。

「人に非ず」

小笠原諸島の父島にあるホテル・ホライズンにひとりの男が従業員としてやってくる。 自然豊かな小さな島は、一見のどかで平和なように見えるが、そこには陰湿な人間関係が渦巻いていた。 男はその閉鎖的なしがらみをまるで人ではない「何か」のように見つめ、ある事件へと向かっていく。

出演者

俳優 佐藤考太郎
MC 酒井貴浩
Asst. 碧乃美月
 
 

QUESTIONNAIRE

1.この映画を撮ったきっかけはなんですか?
祖母が小笠原出身であり、いつか行ってみたいという想いから一年間移住生活を決めて引っ越し。その際に1本映画を撮ろうと計画したことがきっかけです。

2.この作品でのこだわりはありますか?
当時お金もなく、最小限の機材を使って撮っていたため、撮り方には試行錯誤しました。
結果的にそういったカメラワークや演出のアイデアがこの作品の面白みを生み出したと思います。

3.この作品を撮ってみて思ったことがあれば教えてください。
映画は機材じゃない、ということでしょうか。
どんな機材でも情熱とアイデアが先行していけば、作品はより個性を帯びて面白みを増す、ということです。

4.今回の作品で一番苦労した点を教えてください。
小笠原の父島という離島から、スタッフやキャストと連携を取らなければならなかったことです。
オーディションや機材の準備、すべて遠隔で行いました。

5.今後どのような作品を作っていきたいですか?
自分自身が撮った作品を振り返り、似てないものをつくりたいと思っています。
毎回違うタッチの世界観を表現し、その時々で少しでも時代や場所の空気感を纏うことができればと意識しています。

6.演出で意識したことはありますか?
これは持論ですが、世の中の監督は3種類にわけられると思います。
①芝居にこだわる監督 ②撮影や画面にこだわる監督 ③物語やドラマにこだわる監督
私は自分自身が②に当てはまると思っています。その時々に合わせた撮り方や、アングル、フレーミングには特にこだわりを持って演出しています。