2020/05/05 配信
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映画『わたしが発芽する日』
監督 野本梢 / 俳優 藤原麻希 / MC 小谷けい / Asst. ハンナ
作品情報
野本梢(監督)
山形生まれ埼玉育ち。学習院大学文学部卒。シナリオセンター、映画24区で脚本について学び、2012年よりニューシネマワークショップにて映像制作について学ぶ。人を羨み生きてきた為、奥歯を噛みしめて生きる人たちにスポットを当てながら短編映画を中心に制作を続けている。代表作品に『私は渦の底から』(2015年制作・主演橋本紗也加、「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」グランプリ等)、『次は何に生まれましょうか』(2019年制作・主演根矢涼香、「福井駅前短編映画祭」グランプリ等)。現在初オリジナル長編映画ポスプロ中。
「わたしが発芽する日」
結婚を控えた紗耶は、空気を読むのが苦手な妹の優子は2人暮らしをしていたが、年を重ねるにつれ、2人の生活は変化を強いられていき…
出演者
監督 野本梢
俳優 藤原麻希
MC 小谷けい
Asst. ハンナ
QUESTIONNAIRE
1.この映画を撮ったきっかけはなんですか?
空気を読むのが苦手で、生きづらさを抱えていた方から、それを題材に映画にしてほしいと言われました。調べていくうちに、努力不足と一蹴されてしまいがちなことを、自分ではどうにもできない方がいることに衝撃を受け、作品にしなければと思いました。
2.好きな作品や監督はいますか?
成瀬巳喜男監督、天野千尋監督です
3.普段どんなときにアイディアが生まれますか?
自分の行動に反省したときや、理不尽な出来事にイライラしたり、自分の無力さに悲しくなったりしたときです。
4.作品へのこだわりはありますか?
登場人物の表情、感情の機微を見逃さないようにしたいと思っています。
5.今回の撮影で一番苦労した点はなんですか?
空気を読むのがニガテな妹・優子をどうみせるか、です。演じてくれた堀さんと話したのですが、いい結論が出ず、当日を迎えました。でも、そこには優子がいました。優子をどうみせるかではなく、堀さんはただただこの環境におかれた優子がそこにいることを選んでくれました。
6.今後どのような作品を作っていきたいですか
普段気持ち押し隠して平然と振る舞っている人を掬い上げていきたいですが、具体的にはスポ根と、ジョジョの第二章を監督したいです。
7.撮影現場について、スタッフキャストとのコミュニケーション
演出やショットがわからなくなったら、どうしたらいいか周りに訊くようにしています。そこからお互いに考えが深まったり、新しい見方ができたりしている気がします。
8.壁にぶつかった時の乗り越え方
好きな人たちと話をします。関係あることもないことも。
コメント
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